- 2021/07/12
- 時には真面目に議論しよう
出羽守
日曜日は遅くにランチを食べ、お出かけ前にちらりとテレビ視聴というのがほぼいつものパターン。
この時間帯は「そこまで言って委員会NP」をやってます。
その番組で「CO2削減が出来るか出来ないか?」というテーマの討論での一コマ。
日テレの「行列のできる法律相談所」に出ているタレント弁護士として知られる本村健太郎先生が、「ドイツでは原発を止め太陽光発電を増やしてCO2を削減した」と発言しました。
これに対して速攻で否定的なコメントがあり、発言内容の個々は確かに事実であるが不足した電力は周辺国から輸入しており、ドイツでの消費エネルギーの全体を見るとCO2を削減したというのは間違いであると・・
本村先生は声を大にして主張を通そうとしましたが、全く反論になってませんでした。
「○○○国では△△△なのに、日本では□□□なのでダメ」と言って、日本の立ち遅れを指摘するやり方・・正直言ってやめてほしいものです。
ダメなところはダメとハッキリ言うのは構いませんが、その比較対象って大概はヨーロッパ諸国。
何もかもヨーロッパ諸国が正しいのですかねぇ・・?
「そこまで言って委員会NP」によく出演する、田嶋陽子先生も「イギリスでは△△△なのに」とか「ドイツでは△△△なのに」ということを連発します。
んで、他国と日本を比較して日本を貶める論理を展開する人たちが「出羽守」です。
リベラル派とか左派なんかは特にこの傾向が強いのじゃないかな。
ただし「アメリカでは△△△なのに」というのは滅多に聞かないですね。
尤も彼らにしてみれば、「ソ蓮では△△△なのに」とか「中国では△△△なのに」と言いたいんでしょうね・・きっと。