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2022年12月10日の記事は以下のとおりです。

ついに廃止

JR四国とJR西日本より2022年9月2日付けで、乗り継ぎ割引の廃止と一部の特急料金の見直しが発表されました。

実施されるのは2023年4月1日からです。

 

今まで恩恵を受けてきたのが乗り継ぎ割引。

これは特定の駅で新幹線と在来線の特急あるいは急行を乗り継ぐ場合に適用されるもので、在来線の特急料金あるいは急行料金が半額になる制度。

また、サンライズ瀬戸でも乗り継ぎ割引の制度があり、四国の坂出駅と高松駅で特急に乗り継ぐ場合も対象。

 

学生の頃から今まで帰省などでお馴染みの運賃制度です。

今回は岡山から新下関の間の新幹線停車駅が対象ですが、実際は岡山駅と新山口駅での乗り継ぎ割引が廃止されることになります。

また、四国での乗り継ぎ割引も廃止です。

 

では、今の運賃体系でどれだけ変わるのか、私が頻繁に使っている姫路から高知の経路を例にします。

まずはじめに、すべて在来線の普通列車を乗り継いで行く経路ですと運賃は5,630円で最安。

ただし、所要時間は8時間から9時間。

 

姫路から新幹線に乗り岡山で南風に乗り換え、全て自由席を利用した場合。

運賃が5,100円で、新幹線と南風の自由席特急料金がそれぞれ1,760円と1,100円。

合計で7,960円です。

3時間10分ほどで高知に着きます。

 

JRの検索サイトで調べてるのですが、この2つで運賃が微妙に異なるのは何故?

宇多津と坂出の間で重複するということで運賃が高いのでしょうか。

 

では、新幹線を使わず岡山で南風に乗り換えた場合です。

運賃が5,100円で南風の自由席特急料金が2,200円、合計で7,300円となります。

最速でも5時間は優にかかります。

 

ここで乗り継ぎ割引の応用・・

姫路から在来線で相生に行き、相生から新幹線に乗り換えて岡山に行って南風に乗り継ぐと、運賃が5,100円で新幹線と南風の自由席特急料金がそれぞれ990円と1,100円、合計で7,190円となります。

新幹線を使わず岡山で南風に乗り換えるよりも安上がりです。

この経路では相生で乗り換えるのがポイントで、うまく接続すると4時間くらいで高知に着きます。

 

ちなみに、相生から東の新幹線停車駅での乗り継ぎ割引は継続します。

相生から姫路まで新幹線を使い、姫路からサンライズ瀬戸で東京までという切符でもOK。

ただし、寝台料金には適用されません。

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