- 2022/06/19
- 柑橘類
柑橘シーズン 〜最終盤〜
一般的には露地物の柑橘シーズンは終わっているかと思います。
ちなみに温室みかんは今が最盛期です。
高知県人的には「土佐小夏」の最盛期で露地物の柑橘シーズンの最終盤となります。
小夏はゴールデンウィークが始まる前の4月半ばあたりから出始めますが、6月にピークとなって7月初めくらいまで楽しめます。
小夏は高知の三大柑橘に数えられるほどの人気ですが、口に入れるまで少々手間がかかります。
文旦ほど厄介ではないですけどね。
まずは小夏の外皮をリンゴの要領でクルクルっと包丁で剥きます。
白いふわふわの部分を残すのがポイントで、どれだけ残すかは好みなどで変わります。
白い部分は若干の甘みを感じますので、酸味が苦手ならば多く残します。
そして写真の①→②→③→の順に実を削ぎ切ってお皿に盛り付けます。
タネは中心部に集まってますので、芯を避けるような感じです。
口いっぱいに広がる甘酸っぱい小夏の果汁が、これから夏に向かうことを実感させます。
実を切り分けた後に芯の部分が残ります。
実は・・芯に残っている果肉をちゅうちゅうと啜るのが一番好きかもです。