エントリー

遠い昔の記憶

先日の繁藤付近の大雨の影響で、阿波池田で引き返した件で思い出したことです。

遠い過去のことで、私は小学3年か4年くらいでした。

 

7月4日から5日にかけて、高知県を豪雨が襲いました。

熱帯低気圧がもたらした雨だった記憶があり、私が住んでいた須崎市でも相当量の雨が降りました。

 

そして、大量の雨で繁藤駅近くで小規模な土砂崩れが発生。

埋まった住人がいないか巡回していた消防団員の一人を土砂崩れが襲いました。

行方が分からなくなった消防団員の捜索に地元の消防団を招集したのですが、その救助活動の真っ最中に大規模な斜面崩落が発生。

救助活動中の消防団員のみならず、作業を見守っていた周辺の住民、取材に来た新聞記者、繁藤駅に停車中の列車の乗客など、合わせて60人の命を奪いました。

記憶が正しければ最後の一人が発見されたのは翌年だったと思います。

 

崩落による衝撃は凄まじかったようで、ディーゼル機関車が穴内川の対岸の山の斜面にまで吹き飛ばされていたそうです。

そんな衝撃で人体の方もかなりの損傷を受け、ご遺体は無残な状態だったそうです。

 

こんなことを知っているのは、当時私の家は喫茶店を営んでおりまして、近所の消防署や警察署から常連さんがお店に来てました。

県は威信を懸けて最後の一人まで犠牲者を収容するべく、県下の警察署や消防署から人員を集めて大規模な捜索隊を現場に送り込んでます。

現場の惨状については、任務を終えて帰ってきた人たちから話が伝わってくるのですね。

 

私は高校を出てから県外の大学に入学しましたが、帰省の際には繁藤駅を通る訳でして、その度に崩落現場を目にすることになります。

急行列車ですと繁藤駅に停車するものもあり、駅名標には繁藤(天坪)とあったと記憶してます。

「天坪」は「あまつぼ」で、雨の集まる場所ということになるのでしょうね。

 

現在では、そんな繁藤駅を特急列車がすっ飛ばして行きますが、崩落跡は草木で覆われており、見た目ではそんな大惨事があったなんて分からなくなってます。

駅近くの公園に慰霊のモニュメントが建っているのが車窓から見えます。

引き返し

昨日のこと、実家の用事で高知に向かいました。

姫路を6時29分発の「みずほ601号」に乗り、岡山で7時8分発の「南風1号」に乗り換え。

途中の宇多津で「しまんと3号」を併結して5両編成となり、琴平を過ぎて四国山脈へと分け入り、秘境駅で名高い坪尻をすっ飛ばし、吉野川の谷底平野に下って一路阿波池田へ・・

 

ここまでは順調だったのですが阿波池田に着く直前のこと、繁藤付近の大雨の影響で阿波池田と高知の間で運転見合わせ、しかもかなりの長時間が見込まれるとのアナウンス。

 

足止めされた阿波池田では撮り鉄の人たちが、お気楽にも列車の前から後ろからカメラをバシャバシャしてました。

ブログかインスタなんかに写真をUPして、ただいま足止め中だなんてネタにするんだろうね。

 

高知行き代替バスの手配もしているようでしたが、高知に着いても接続がどうなるか不透明で、この時点で約束の時間に間に合わないことが分かってました。 

改札口で駅員さんに引き返す旨を伝えたら、5両編成を分割して「しまんと号」の2両を「南風6号」にすることを教わりました。

ということで、駅前の公衆電話から家に電話して、予定を全部キャンセルするように頼みました。

 

ホームに戻ってみると、撮り鉄の人たちがカメラを持って分割作業の現場に群がってました・・ホンマ、お気楽だねぇ。

そうこうしているうちに運転準備が整い、運転再開の目処が立たない「南風1号」から岡山行き「南風6号」に移動。

 

ところがこの「南風6号」は岡山行きから多度津行きに変更されまして、多度津で快速に乗り換え、宇多津で「うずしお6号」に乗り換えて岡山に辿り着きました。

岡山では接続が悪くて40分ほど待たされ、1時過ぎにようやく姫路に戻れました。

 

今回は発駅に引き返してますので運賃は全額払い戻し、また、行きに座席指定を取っていたので帰りも同等の車両に乗れます。

まぁ、無料で小旅行ができたものということにしておきましょう。

 

それともう一つ、自宅に戻ってそうこうしていると、ドクターイエローが通過。

普段ならこの時間は大学にいますので、これも良かったことの一つ。

別に擁護する訳ではないのですが・・

安倍内閣の支持率、各社の調査で軒並み29%から39%あたりの低い値を叩き出しました。

 

ちなみに、朝日新聞の調査ですと、コロナ対応を「評価しない」が57%で、「評価する」が30%。

政府の対応を通じて安倍総理への信頼感が、「低下」が48%、「変わらない」が45%、「増加」が5%・・低くなった人が半数に迫ると結論してますが、変わらないと拮抗しているのにこの結論って如何なものか?

 

モリカケ、サクラ、アベノマスクに、黒川東京高検検事長の問題も絡め、何がなんでも安倍総理の評価を下げて退陣に追い込み、憲法改正を阻止しようと頑張ってきた成果ですね・・おめでとうございます。

 

ちなみに、憲法改正は安倍さんとか自民党まかせではなく、今こそ国民全体で考えるべき潮時だと思います。

自民党案では9条改正のついでに天皇陛下を国家元首と定めるとか両親に忠義を尽くせなど、これらは暴挙です。

 

まぁ、私も安倍総理を全面的に支持するものではないですが、外交とか安全保障はうまくやってますし、経済面でもそれなりの成果を上げており、全体としては評価されるべきでしょう。

 

政府批判でごくごく一部の海外メディアを引用して、自分の主張に都合のいい部分だけを切り取り、あたかも世界の多くの意見みたいに見せるのがお好きな朝日新聞に倣って。

Google翻訳で読みにくいかも・・

 

ドイツの「ターゲスシュピーゲル」から。

サヨクさんたちが日本貶しでよく引き合いに出す、大好きな欧州の国の一つ、ドイツからの記事です。

https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&tab=wT&sl=auto&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fwww.tagesspiegel.de%2Fwissen%2Fcluster-fahndung-abstand-masken-so-schaffte-es-japan-ohne-lockdown-das-coronavirus-fast-vollstaendig-zu-besiegen%2F25868924.html%3Ffbclid%3DIwAR2xD4KBSu-6ey7H9rmReLJWuihbz5XwWf6CA0j9glVkWLex842C4EmeGp0

 新型コロナウイルスに対する政府の対応を「評価しない」は57%にのぼり、「評価する」は30%だった。「評価しない」層の内閣支持率は14%と低かった。新型コロナ対応を通じて安倍晋三首相に対する信頼感が「低くなった」人は48%と半数に迫り、「変わらない」は45%、「高くなった」は5%だった。
対応を通じて安倍晋三首相に対する信頼感が「低くなった」人は48%と半数に迫り、「変わらない」は45%、「高くなった」は5%だった。
新型コロナウイルスに対する政府の対応を「評価しない」は57%にのぼり、「評価する」は30%だった。「評価しない」層の内閣支持率は14%と低かった。新型コロナ対応を通じて安倍晋三首相に対する信頼感が「低くなった」人は48%と半数に迫り、「変わらない」は45%、「高くなった」は5%だった。
新型コロナウイルスに対する政府の対応を「評価しない」は57%にのぼり、「評価する」は30%だった。「評価しない」層の内閣支持率は14%と低かった。新型コロナ対応を通じて安倍晋三首相に対する信頼感が「低くなった」人は48%と半数に迫り、「変わらない」は45%、「高くなった」は5%だった。

日本がロックダウン(都市封鎖)をすることもなく、新型コロナウイルスをほぼ制圧した・・というお題。

結論の一つとして、ドイツも日本モデルを模範にすべきと言い切ってます。

 

米「エコノミスト」誌は、日本の不可解な状況を報道。

https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&tab=wT&sl=auto&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fwww.economist.com%2Fasia%2F2020%2F05%2F23%2Fjapan-is-not-rallying-around-its-prime-minister

感染対策が成功したのにもかかわらず、安倍首相は支持されていない。

 

日本のサヨク系メディアだと、今回の安倍内閣のコロナ対応についてボロカスなのですが・・

例えば中国で感染が拡大していた時期、政府が早々に休校や休業を要請していたことについて、保護者の戸惑いとかをネタにして対応がケシカランなどとネガティブキャンペーンを繰り広げてました。

でも、この政府の対応は海外メディアでは評価されているのですよ。

 

ということで、安倍内閣はもっと支持が高くてもいいのではと・・

メディアは、支持できる点は正当に評価し、ダメな点はダメだと指弾し、ダメならばどうすればより良いのかを提案するのが本来の姿勢だと思います。

日本国民の安全とかを脇に置いて、安倍叩きをメインにした報道姿勢ってやめて欲しいです。

安倍さんが憲法9条の改正を指向しているのが許せないのでしょうけど、このあとに続く首相にも同じようにネガキャンを繰り広げるでしょうから・・

WEB研究室セミナー

研究室の新年度のセミナーが今日から始まりました。

学生は原則的にキャンパスへの立ち入りが禁止されてますので、研究室セミナーはWEBを通したオンラインミーティングです。

 

実際にオンラインでやってみた感想・・意外にイケるじゃんですね。

画像がやや粗くて表示がモタつく場面もありますが、思っていた以上に円滑にセミナーが出来ました。

音声も少しは途切れたりしますが十分聞き取れます。

パワーポイントのスライドショーもまずまず。

レーザーポインターの表示がカクカクした感じになりますが、それはそれで風情ありです。

 

ただ、危惧するのは、通信費とか速度制限といった学生側のWEB環境ですね。

まぁ、コロナウイルスの感染拡大も遅くなっている兆しが現れてますので、近いうちに緊急事態宣言なんかも解除されるのではないかと期待します。

どこにそんなことが・・?

朝日新聞デジタル版に、「コロナ対応に海外から批判続出/政府、発信力強化に躍起」との記事があります。(記事のスクリーンショットは撮ってますが、ここには掲載してません)

他社の記事の引用は英紙ガーディアン(電子版)と英BBC(電子版)の2つに加えて、ハンギョレ新聞(電子版)のたったの3つ。

これで「海外から批判続出」と断定する豪胆さ・・

 

英紙ガーディアン(電子版)から、「日本は検査の少なさで批判されている。日本のやり方は症状が軽い感染者を特定し、追跡することを困難にしている」と引用。

https://www.theguardian.com/world/2020/may/04/japan-to-extend-state-of-emergency-covid-19-amid-fears-second-wave-could-cripple-tokyo-hospitals

ただし、ここの部分から1つのポイントを抜いてまして、「日本では千人当たりの検査数が1.3に対し、奸国が12で米国が18」という記述があります。

んで、ここから読み取れるのは検査数と感染爆発の間には相関関係がないということです。

 

英BBCの4月30日の電子版からは、「日本の検査数の少なさは疑問だ」と題する記事を引用してます。

https://www.bbc.com/news/world-asia-52466834

こちらには一人の在邦外国人のケースを取り上げ、熱で病院に行くも検査を受けられず、数日後に軽い肺炎を起こして病院をたらい回しされた経緯を載せてますが、コロナ感染ではなかったようです。

感染の疑いが小さい場合は検査が後回しにされるにも関わらず感染爆発が起きない日本の状況について、本当にそうなのかと疑問を投げかけています。

ここで、慶應大学病院の独自調査のデータから推定すると、日本の感染者数は28万から70万人と見積もられることを淡々と伝えており、可能性の話であって批判的なものとまでは言えません。

 

政府批判、ひいては安倍総理批判のためだけに作られた記事でしょう。

改憲を目指す安倍総理が許せないということで、何が何でもネタを練り上げて足を引っ張る意図が見え見え。

モリカケ問題にせよサクラ問題にせよ、こんな時期なのに国民目線ではなく倒閣を目指した記事を作るなんて、この新聞社の人たちって何様でしょうか?

私は慰安婦に関連した捏造記事の撤回が出たときに、ここの新聞の購読をやめました。

それまで私が抱いていた朝日新聞への信頼が大きく裏切られたと思ってます。

 

ちなみに、The Wall Street Journalでは、西洋諸国と違って厳しいロックダウンやペナルティーを課している訳でもないのに、感染爆発を抑え込んでいることを評価する記事があります。

https://www.wsj.com/articles/japans-coronavirus-cases-fall-sharply-without-compulsory-measures-11587993871?mod=e2fb&fbclid=IwAR1u8clDpxtXyePs3Vo3BhPk_i30bhcRQTXJTpBhm8aU2ZoD3JH8RZ3n-Vs&fbclid=IwAR3MuJ1TYK8bkvZ7euSGOkRgxmf4iW0mfp462dADZ60T9tqJjOMIeWFcxb4

ということで・・日本が海外から評価されていると結論しましょうかねぇ。

 

それから奸国のハンギョレからの引用ですが、まるで北朝鮮の労働党機関紙が載せるようなとでも言いますか、日本と安倍総理を貶めるためだけの記事です。

それをそのまま引用した上で、最後の結論部分に持って来るなんて・・朝日は一体どこの国のメディアなんですか?

 英紙ガーディアン(電子版)は4日、安倍晋三首相緊急事態宣言を延長したことを詳しく報じた。記事では記者会見でも取り上げられたPCR検査にも言及。「日本は検査の少なさで批判されている。日本のやり方は症状が軽い感染者を特定し、追跡することを困難にしている」と指摘した。
ハンギョレ新聞(電子版)
コロナ対応に海外から批判続出 政府、発信力強化に躍起
コロナ対応に海外から批判続出 政府、発信力強化に躍起
コロナ対応に海外から批判続出 政府、発信力強化に躍起
コロナ対応に海外から批判続出 政府、発信力強コロナ対応に」

ユーティリティ

- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ページ

  • ページが登録されていません。

新着エントリー