ある政治家の投稿が拡散されてます。
その真偽が気になりましたのでTwitterに行って確かめました。
そのスクリーンショットがコレ。
「世界的にみれば、日本は過去には、今のロシアのように加害者であったし、今はいわゆる前科者です。その国が、日本も侵略されたらと被害者的立場で、過去の侵略者に逆戻りするかのような軍事力増強や核武装を今声高に主張することは方向が違う。憲法9条を世界に広めることこそが日本の役割です。」
バッカじゃないの?
憲法9条の内容について私には私の意見があり、これについて改めて考えてみることは今を生きる日本国民の1人1人の問題であることは言うまでもありません。
こんな私が声を大にして言うまでもないことですし、こんな政治家にとやかく言われる筋合いのものでもありません。
私が馬鹿じゃないかと思ったのは、日本の過去の歴史を持ち出して「加害者」や「前科者」と強調する発想です。
当時の日本軍による蛮行を全否定するものではありませんが、国としての責任は戦後賠償という形でも償ってますし、個人の責任に対しては東京裁判やBC級戦犯として裁判にかけられて処刑をはじめとして相応の処罰を受けています。
なのに・・リベラル派とか護憲派とか左派とかの人たちって、今の日本人に未来永劫に「前科者」とレッテル貼るのがお好きなようで、その「前科者」を正しい道に導いてやるという使命感に燃えているようです。
繰り返しますが、今の日本人のほとんどには戦争経験がないのに「前科者」なのでしょうか?
そりゃ確かに、今の日本は過去の日本があった上に成り立っているわけですから、過去の歴史に無関係ではないですが、少なくとも今の一般国民の大多数にはその責任はないはず。
大事なのは、過去のことは教訓の一つとした上で将来に向かって進むべきで、世界の平和と安定のために責任を果たすことではないでしょうか。
儒教的な考え方の一つに、「罪人の子は罪人」というのがあります。
これを日本に押し付けてくるのが奸国と誅国。
とくに奸国人は道徳的優位に立つ手段として、今を生きる日本人には関係のない戦争犯罪とか慰安婦とか戦時徴用の問題を持ち出してきます。
道徳的に上なので下に対しては何をやってもよい・・
リベラル派とか護憲派とか左派とかの人たちと根っこが通じ合ってますね。